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    • 2009.09.02 Wednesday
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    他ジャンル/ボカロ

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      レンミク


      「王子様だったらカイト兄さんか僕かどっちがいい?」

      可愛らしい表紙の本に意識を向けているミクの気を逸らそうとするようにレンはそう尋ねた。
      冗談のような口ぶりではあったが瞳も心も真剣そのもの。
      しかしミクは意識も視線もレンに向けることはなく、本を読みながら「カイト兄さん」とさらりと言ってのけた。

      落胆の表情がレンに浮かぶ。
      ミクはちらりとレンの方に視線を向けるとクスリと悪戯っぽく微笑んだ。
      その表情を見逃さなかったレンは少し怒ったようで「意地が悪いよ」と頬を赤く染めて言った。

      「分かってるくせに」
      「うん。でもそんなの面白くないじゃない」

      パラリとミクはページを捲る。
      後ろから首に手を回し、ぴたりとレンは抱きついた。
      自分から迫ったにも関わらずレンの心臓は音が伝わるのではないかというくらいに鼓動を打ち、顔は林檎のように真っ赤だった。
      ぎゅうと握った手が汗ばむ。
      対してミクは冷静で後ろにいる存在にドキリともせず悠然と本を読んでいる。
      しかし意識はレンに向けられているようだ。

      「分かってるくせに」

      もう一度レンは言った。

      「うん。分かってるけど確かじゃない。ね、レン」
      「……意地悪」
      「私の王子様はレン。貴方のお姫様は?」

      本からやっと目を離し、顔を後ろのレンに向ける。
      にっこりと微笑むミクを見てか単なる恥ずかしさから来る赤みかは分からないが先ほどよりも顔が赤くなって、もぞもぞと動く唇からは確かに

      ミク、と言葉が紡がれた。


      ピアプロに登録してみました。
      なんかもそもそ「エノセ」でやってます(´・ω・)
      この頃NLがいいな〜とか思ったり。
      多分ボカロで考えてるせいかと(笑)
      更新がなくって申し訳ないです;
      他ジャンルばかり載せてる…orz
      近々移転&ジャンル変更等などする予定です。
      薄/桜/鬼で書いてみよっかな…。
      土方さんかっこいい

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